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中国高速鉄道事故(承)

2011.07.27.18:42

クローズアップ2011:事故鉄道掘り返し ネット、官製報道動かす(毎日新聞2011年7月27日)
http://mainichi.jp/select/opinion/closeup/news/20110727ddm003030215000c.html

◇中国各紙、当局批判鮮明に
中国浙江省温州市で起きた高速鉄道事故の処理作業は、現場にいったん埋めた事故車両を掘り起こすという異様なプロセスをたどっている。国内では事故の早期収拾を図ろうとする当局への反発世論が主要メディアで高まる。これらの世論に押される形で調査チームが車両の検証に乗り出した形だが、真相究明への道のりはまだ見えてこない。【北京・成沢健一、工藤哲、秋山信一】

「あなたはいつになればおとなしくできるようになるの」。事故発生から約20時間ぶりに救助された女児(2)の母親(30)は事故で亡くなる前、列車内から中国のミニブログ「微博」にこうつぶやいていた。初めて高速鉄道に乗って浙江省杭州の祖母の家に遊びに行った帰路、女児は列車の中ではしゃぎ、両親を困らせていたのかもしれない。投稿から1時間余り後、女児と両親が乗った最後尾の車両に、時速100キロを超えていたとみられる後続の列車が突っ込んだ。両親は遺体で見つかり、女児は救出活動が打ち切られた後、車体の解体作業中に発見された。インターネット上では、女児の写真や両親のつぶやきが繰り返し転載され、ネット利用者の怒りの矛先は鉄道当局に向かっている。

「何人殺せば気が済むのか」「列車の中に人はいないのか」。ネット上に不満があふれる中、中国紙「中国青年報」は25日、事故発生直後から「微博」で現場の惨状が伝えられ、ネット利用者が眠れない夜を過ごしたことを紹介。既存メディアが市民に十分な情報を提供できていないことを認め、「体制内のメディアも戸惑っている」と伝えた。中国紙記者によると、中国共産党中央宣伝部は24日、国内メディアに対し、独自報道を控え、国営新華社通信の記事を使うように通知した。だが、中国各紙は26日も当局の対応に批判的な論評や記事を掲載した。中国紙「新京報」は、香港メディアを引用する形で中国当局の事件への対応に関するアンケート結果を掲載した。32万人余りが回答。「当局の事故後の対応をどう評価するか」との質問に対し、最も多かった回答は「現場の撤去作業が早過ぎ、原因解明が難しい」(50・4%)で「多くの乗客を救い満足」(13・3%)などを大きく上回った。また、英字紙「チャイナ・デーリー」もネット調査の結果として約25万人のうち54%以上が「少なくとも短期的には高速鉄道に乗らない」と答えたと伝え、当局の不透明な対応や、高速鉄道の安全性に対する国民の不信感を伝えた。国際情報紙「環球時報」は社説で「中国全体の発展モデルも反省すべきだ」と指摘、「安全は中国経済を発展させる核心理念」として速度よりも安全性を重視する方針への転換を促した。英語版の「グローバル・タイムズ」も「(政府の)回答の欠如に怒り増す」の見出しを1面トップに掲げ、政府の情報開示を求めた。メディア関係者は「当局の対応に、国民はこれと闘わないと自分たちも命を落とすかもしれないと不安を感じている。こうした感情が、当局の通知にもかかわらずメディアを動かしているのだと思う」と解説した。

◇「制御装置」不明点多く
現場に残されていた事故車両は26日、温州西駅に運び込まれた。当局が今後、原因調査を進める方針だが、重機によって大きく損傷した車両からどこまで真相究明の手がかりを探し出せるかは不透明だ。鉄道省の王勇平報道官は事故直後に「落雷による設備故障が原因」と説明したが、その設備が車両なのか軌道上の設備なのかすら明らかにしていない。こうした中で原因究明の焦点になっているのが、自動列車制御装置がなぜ機能しなかったかだ。制御装置は、一定の区間に1編成の列車だけを走らせるシステムで、後続の列車が先行列車に近づき過ぎると、自動的に減速・停止させる。今回の事故では乗客などの証言から、後続の列車は時速100キロ以上で追突したとみられており、制御装置が機能していなかった可能性が極めて高い。設備故障に加えて人的要因も重なったとの見方も根強い。香港紙「明報」は26日、先行列車から運行管理センターと温州南駅に緊急停止の連絡が入ったが、担当者間の意思疎通が十分でなく、事故直前まで後続列車に伝わらなかったと報じた。また、後続列車の運転士は運転台でブレーキレバーが胸に刺さった状態で死亡していた。中国メディアは、最後まで危機を回避しようとしたと美談仕立てで報じているが、追突直前まで先行列車に気づかなかった可能性も指摘されている。中国の高速鉄道計画の技術支援も行った元国鉄運転車両部長の斎藤雅男氏も「制御装置が正常に作動しなかったのが原因」と指摘する。さらに、「後続列車の運転士がブレーキをかけていなかった可能性もある」と話している。斎藤氏によると、制御装置が作動しなかった原因は、中国当局が主張する落雷のほか、装置設計や保守管理ミスの可能性がある。日本の新幹線でも雷による停電で制御装置が一時的に作動しない可能性はあるが、その場合も全列車が自動的に止まるため、追突事故にはつながらないという。

中国メディア、高速鉄道事故を相次ぎ批判 当局容認か(2011/7/26)
http://www.nikkei.com/news/category/article/g=96958A9C9381959FE0E4E2E3818DE0E4E2E5E0E2E3E39790E3E2E2E2;at=ALL

中国メディアは鉄道当局に批判的な報道を繰り返している。中国ではすべてのメディアが共産党の管理下にあり、相次ぐ報道からは事故の「加害者」である鉄道省への批判を当局がある程度、容認していることがうかがえる。

共産党機関紙、人民日報系の日刊紙である環球時報(英語版)は26日、1面トップで「答えがないことに遺族の怒りが山積」との見出しを掲げた記事を掲載。いまだに犠牲者の数を特定できていない問題などを挙げ、鉄道省の誠意のない対応を厳しく批判した。北京を中心に発行する日刊紙、新京報は同日付で「中国の高速鉄道の運転士は訓練期間が短すぎるのではないか」と問題提起した。日本の新幹線は少なくとも半年の訓練期間を経て運転士になるが、中国ではわずか10日の訓練で高速鉄道の運転士になった例もあるとして安全性に疑問を投げかけた。

批判の対象はいずれも鉄道省。世論の怒りの矛先を同省に向け、指導部に火の粉が降りかかるのを避けようとする意図も透けて見える。(北京=高橋哲史)

木語:陰のお方の影がない=金子秀敏(毎日新聞2011年7月7日)
http://mainichi.jp/select/opinion/kaneko/news/20110707ddm003070105000c.html

1日、北京の人民大会堂で共産党創建90周年の祝賀大会が開かれた。ひな壇に並んだ党長老のなかに江沢民・前国家主席の姿がなかった。重病説が流れた。中国でも政局は荒れ模様だ。

中国は来年秋の党大会まで人事抗争が続く。胡主席の共青団派と、江氏系の保守派・太子党派が激しく争っている。江氏は現職を引退した後も、胡主席と並ぶ影響力を持つ陰の実力者。習近平国家副主席が次期総書記候補の地位を固めたのも江氏の影響力があってこそだった。これまでは保守派・太子党派が、毛沢東賛歌を歌う運動を始めるなど共青団派をしのぐ勢いを見せていた。しかし、その後ろ盾の江氏が倒れたとすれば、先は見えなくなる。中国は人治の国なのだ。

祝賀大会の前日、北京と上海を結ぶ中国版新幹線が営業を始めた。日本や欧州から輸入した車両をベースに国産化し「中国の独自技術による、世界で一番速い鉄道」と宣伝している。強引に国威発揚プロジェクトに仕立てあげた。なぜそんな無理をするのか。高速鉄道担当の政治局委員は江派の張徳江副首相である。常務委員に昇進する実績作りに、大きなプロジェクトが必要なのだろう。最近、高速鉄道建設がらみの汚職が摘発され、鉄道相ら幹部が失脚した。高速走行は安全性を無視したものだという内部告発も飛び出した。胡派の温家宝首相は、高速鉄道の安全性見直しを命じ、世界最高の走行速度は引き下げられた。高速鉄道を舞台に権力抗争が激化している。江派プロジェクトの高速鉄道一番列車に、江氏が招かれないはずはない。ところが、乗ったのは温首相だった。やはり江氏の体調は良くないのだろうか。

胡主席は、祝賀大会で共産党員の汚職腐敗を厳しく警告する演説をした。会計検査当局によると、2010年末、地方政府の債務総額は10兆7000億元(約133兆円)にのぼる。地方プロジェクトの多くは不動産開発で、高官の汚職の温床ともなっている。権力闘争の火種は当分尽きそうにない。(専門編集委員)


内容を整理しますと・・
江沢民前国家主席率いる太子党派と胡錦濤国家主席率いる共青団派があるのです。
鉄道省は江派であり、指導部は胡派です。
で、お互いの権力闘争や汚職事件摘出でしのぎを削っていると。

飛んで理解すれば、中国高速鉄道事故の事故対策やマスコミにもその影響があるということです。
どこまでいっても、中国は共産党体質が染み付いてますね。
ある意味、偶然にも事故に巻き込まれた被害者の方々が不憫です。
これからも事故や犠牲の真実は語られないでしょうから。


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