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新「南京大虐殺」のまぼろし(3)中国人の知識人も知らなかった大虐殺(上)

2011.11.11.06:51

新「南京大虐殺」のまぼろしの著者・鈴木明氏のによる前書きです。

 日本、中国、アメリカという、東アジアだけではなく、二十一世紀の世界に最も大きな影響を与えるかも知れない重要な三つの国の中で、今でも喉元に突き刺さったままでいるような大きな歴史的課題が、まだ未解決のままである。いわゆる「南京大虐殺論争」である。
 この不可解な事件の鍵を握っていた人物は一体誰なのか、僕は長い間考え続けてきた。そしてその人物こそは、実は二十世紀ノンフィクション文学の中でも特に名作として知られる「中国の赤い星」を書いたアメリカ人作家であり、第二次世界大戦の時には、アメリカ大統領ルーズベルトと数回にわたって、二人だけで、対日・対中に関する話し合いを持った著名なジャーナリストでもあった、エドガー・スノーであることを、僕は最近まで、気が付かなかった。


続いて、鈴木氏の論文「虚報の真犯人はエドガー・スノーだ 私が「新"南京大虐殺"のまぼろし」を書いた理由 「正論」平成11(1999)年7月号」」よりエドガー・スノーについての所見です。

 漠然とではあるけれど「僕には"南京大虐殺"の続編、ないし、新篇を書く義務がある」と考えるようになった。
 しかし、それだけでは唯、現在なお行われている"南京大虐殺論争"に加わるだけである。
 僕はそのことを避けるため、資料(史料)として使うのは、日本で既に日本語として書かれたものは一切使わず、過去に日本文として刊行された本にも一切ふれることはなく、中国内で公式に刊行されたもの、或いは英文から中国語に翻訳されたものだけを使用して、全く新しいアングルから、「南京大虐殺」の根幹に迫ってみよう、と決心した。

 数年前、正確にいえば「天安門事件」が起きる1年前、ふとしたことから中国作家連盟の重鎮であった著名な王若望氏と、延べ十数時間の会話を持つ事ができたのも、大きなきっかけの1つである。

 王若望氏は偶然のことだが、昭和12年(1937年)20歳で中国共産党に入党し、上海から南京を通って延安に行き、そこで基礎的な勉学をやり直した後、抗日戦を通じて、八路軍の1人として、華北の日本の被占領地帯で「抗日宣伝班」に入って活動していた。

 僕が王氏に対して「王先生は"南京大虐殺"という言葉を、何時頃から知っていたでしょうか」という質問に対する王氏の答えにも、大いに驚かされた。
 王氏はしばらく考え、「抗戦八年」の50年前の事を思い出そうとしていたが、少し間をおいて慎重に、「どう考えても思い出せない。少なくとも、戦争中のことでない。戦後しばらく経ったあとか、共和国誕生のあとか、それも正確ではない」といったのである。
 王氏は他人や政府に気を使ってものをいう人ではないから、彼のいったことは充分信用できるだろう。
 しかし、僕は「南京大虐殺のことを知らなかったのは日本人だけで、諸外国ではこの"事件"のことはよく知られていた」というのが平均的日本人であるとすれば、僕は文字通り日本人そのものであり、何回も読み直したことのあるエドガー・スノーの「中国の赤い星」は中国共産党であるならば、昔から知らない人はいないほど有名な人であると、心から思い込んでいた。
 王氏は「スノー」についても「戦争中、毛沢東伝という小冊子を読んだことはあるが"中国の赤い星"(戦前の中国語翻訳本では「西行漫記」現在は「中国の赤い星」と訳されている)を読んだことはない」といった。
 僕は「中国の赤い星」の熱烈な愛読者であり、エドガー・スノーの背景をよく知っている現在では、その内容や読み方についてはかなりの疑問を持っているが、それでもなお「中国の赤い星」が20世紀ノンフィクション文学の大傑作であることを認める点では、少しも変わってはいない。
 しかし、僕がエドガー・スノーに関する知識が余りにも多いのには、王氏の方が驚いていた様子であった。
 よくよく考えてみればこれも無理もないことかもしれない。
 僕は戦後の日本にいて、1964年、よくよく考えてみれば「東京オリンピック」が行われたその年に、初めて「中国の赤い星」を読み、胸がふるえるほど感動したのに対して、王氏は「南京事件」が終わった次の年ぐらいに「中国の赤い星」の中にある「毛沢東伝」だけが小冊子になったものを(いまでもわかっているだけで、3、4種類ある)読み「西行漫記」はたしかに出版はされたが、実際に中国内で全部を読んだ人はごくわずかで、その後数十年も経た1984年にやっと「斯諾(スノー)選集」が出版されたが、これもそれほど強く中国人の心を打ったとは思えず、特に王氏のように、文化大革命を心から憎んでいた人は、1970年10月1日「建国二十一周年記念日」に、百万人の紅衛兵に対して、毛沢東とともに天安門前の舞台の上に立って手を振ったスノーに、良い感情を持っていなかったのは当然であろう。
 僕はこのとき、日中2つの国の2人の人物が、スノーという1人のアメリカ人に対して持った知識、感情などが全く違うのが当然である、という、至極当たり前なことに気がついた。
 そして、王氏が「抗日八年」を通じて「宣伝」という仕事に携わりながら「南京事件を聞いたことがない」といったことも、決して不自然ではない、と思うようになった。


鈴木氏曰くノンフィクション文学の大傑作「中国の赤い星」の著者・エドガー・スノーの運命やいかに。

「中国の赤い星」の嘘 2006-05-24/MY小論
http://d.hatena.ne.jp/misakay/20060524/1200833771
エドガー・スノーの著書「中国の赤い星」の初版は1937年に刊行され、中国のみならず世界中に衝撃を与えたようだが、1952年には日本でも出版され、毛沢東指導の中国革命を賛美して伝えたこの著書は日本の知識人層に大きな影響を与えた。

あの頃から50年、月刊誌「諸君」今年6月号に「夫、エドガー・スノーは毛沢東に騙されていた」と題するスノー未亡人の激白が、在米ジャーナリスト池原麻里子氏によって紹介されたのだが、私にとっては正に驚天動地の記事であった。スノー自身は晩年(1972年67歳で死去)中国革命や毛沢東への幻滅を語っていたようだが、何故か日本には伝えられる事がなく、昨年英米の読書界で話題になり日本でも翻訳が出た「マオ 誰も知らなかった毛沢東」の中で、初めて当時のスノーの活動の疑惑が知られるようになったという。著者は「毛沢東は、貴重な情報と全くの虚構をないまぜにしてスノーに聞かせたのだが、それを鵜呑みにしたスノーは毛沢東と共産党指導部を、『率直で・腹蔵なく・気取らず・潔い』と評したし、刊行される前に毛沢東らのチェックを受け都合の悪い部分は削除されたにも係わらずその事実をスノーは公にしなかったし、全体としてスノーは毛沢東と中国共産党のプロパガンダに屈したも同然だった」と分析しているのだ。

そこで池原氏はスノーの二度目の妻であり、ジュネーブ郊外に住む、85歳のロイス・スノー未亡人への電話インタビューを交えて以下のように検証している。スノーは1905年生まれ、大学卒業後1927年世界旅行を計画、横浜から上海に向かい、大学の先輩のつてでチャイナ・ウィークリーの仕事をもらったりして国民党幹部とも会い記事を書き続ける。ソ連のスパイとも言われる孫文夫人宋慶齢の知遇を得て「国民党は死滅の運命にある。共産党のみが中国における真の革命勢力である」との彼女の言を引用しつつ、半ば自分の考えを表明したりもしていた。

1935年日本が中国北部を侵攻した事に反感を持ち、共産党本部への取材を希望して周恩来や毛沢東と出会い、毛沢東を「偉大になる可能性を秘めた人物」と紹介する。1941年十三年振りの帰国と同時に「アジアの戦争」が出版されるが、朝鮮戦争勃発の1950年以降マッカーシー旋風に追われてスノー一家はスイスに移住する。1960年スノーは中国を訪問し訪中記録「今日の赤い中国」を書くが、米国に亡命した中国のある反政府活動家は、スノーは毛沢東のプロパガンダの手先でしかない、と批判している。スノーはその後二度訪中しているが、最後の1970年には「二度と中国には戻らない」と決心し、「中国の赤い星」を書いた事に自責の念を覚えたと伝えられている。

スノー夫人は2000年に訪中したが秘密警察から人権団体との接触を妨害され、憤慨して帰国する。池原氏のインタビューにスノー夫人は「社会主義を掲げながら、一部の支配層が特権階級なのは偽善。言論統制は文革時代と変わっていない。革命は将来性があると夫は期待していたのだが、最後の訪中ではすっかり傷心していた」と語っている。

今でも中国共産党はスノーのホームページまで作り、「赤い星」も自分たちに都合の良いように勝手に改竄して刊行しているという。中国からアメリカに亡命した「中国の嘘」の著者・何清漣氏は「外国人ジャーナリストの支持が必要な時は相手を友人として見なして国賓待遇でもてなすが……」と述べる。池原氏の結論は「スノーの晩年の悔いを繰り返す事がないように、自由世界のジャーナリストは彼の体験を『他山の石』として行動すべき」である。
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