「日中戦争-戦争を望んだ中国 望まなかった日本」第4章:日中戦争と中国社会

2012.06.09.15:04

 「愚民論」とは何なのか。中国には「愚昧」という言葉がある。ごく普通に使われているが、農民はこの言葉で形容される。
 孔子は古代の最も有名な思想家であるが、知能の高低を基礎にして人間を三種類に分類できると考えた。「生まれながらに知る者」、「学んで知る者」、「学んでも知らぬ者」である。絶対多数の民衆は「学んでも知らぬ者」なのであり、これらの民衆は本来の知能に欠陥があるため支配階級になる資格はなく、被支配階級として「生まれながらに知る者」と「学んで知る者」に従うだけである。彼らは、士大夫階級が作ってくれた生活規則、道徳、規範、法律法規に従って生活する存在である。

 古代に限らず近代の革命家たちも、愚民観を抱いていた。孫文は近代革命の父であるが、彼は孔子が人間を知能の高低に基づき三種類に分類したのに賛成であった。

 エリートを重視し民衆を軽視する愚民思想は、中国の軍隊にも反映されていた。


[p125-126]

1.日中戦争中の八年間の壮丁の総人数は、役1405万人である。
2.日中戦争中の国民党軍の戦死者は133万人、失踪者13万人、病死者42万人、逃亡者32万人。このほか50万人が日本軍に投降し、偽軍(日本の傀儡政権の軍隊。特に汪兆銘政権の軍隊をいう)に編入された。
3.戦争開始時の国民党軍の人数は252万人。
4.戦争終結時の国民党軍の人数は422万人。
上記の数字をもとに、死亡した壮丁の人数を計算すると、以下のようになる。

(252万+1405万)-(133万+13万+42万+32万+50万+422万)=956万
となる。そしてこの956万人は、おそらくは徴兵の途中で死亡したのである。


[p142-143]
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