中央宣伝部国際宣伝処

2012.09.07.18:28

『中央宣伝部国際宣伝処工作概要』は、国民党の対敵宣伝戦を担って南京陥落の直前から活動を始めた党中央宣伝部国際宣伝処が、昭和13年から昭和16年までの三年半のあいだに、どのような工作を行ったかを総括した内部文書です。

書籍「南京事件 国民党極秘文書から読み解く」
http://mayuryou1025.blog76.fc2.com/blog-entry-263.html

■二人のプロ編集者■

東中野教授は、台北の国民党党史館で『中央宣伝部国際宣伝処工作概要1938年~1941年4月』という資料を見つける。蒋介石の国民党は軍事的に劣勢であったため、南京陥落の直前から宣伝戦に総力を挙げていた。そのための機関が「中央宣伝部」であり、その中の一部門で特に国際宣伝を担当していたのが「国際宣伝処」である。

中央宣伝部で、国際宣伝の中心を担っていたのが、宣伝部副部長の薫顕光と、国際宣伝処の処長・曽虚白の二人であった。薫顕光はアメリカのミズーリ大学とコロンビア大学大学院に留学し、『ニューヨーク・イブニング・ポスト』などの記者を経験した後、中国に戻って『北京英文日報』などの編集長を長らく務めた。薫顕光も米国のセント・ジョンズ大学を卒業し、南京大学教授を経て、上海の『大晩報』の編集長に転じた。

二人とも欧米のジャーナリズムに明るく、またプロの編集者であった。欧米のマスコミを通じた国際宣伝には、まさに格好の人材であった。


■■ Japan On the Globe(455)■ 国際派日本人養成講座 ■■■■
Media Watch:「南京大虐殺」の創作者たち 中国の中央宣伝部に協力した欧米人記者たち
より抜粋
http://melma.com/backnumber_115_3286434/

中国人みずから決して前面にでるべきではなく、国際友人を探し出して代弁者となってもらうこと。
この工作は実に面倒で難しいが、決して疎かにしてはならないこと。
彼ら「中央宣伝部国際宣伝処」は「新聞記者を使っての宣伝活動」を繰り広げていきます。

「南京事件 国民党極秘文書から読み解く」の一節
http://mayuryou1025.blog76.fc2.com/blog-entry-271.html

ここからは、 東中野修道『南京事件 国民党極秘文書から読み解く』からの抜粋です。

1937年12月1日から38年10月24日まで、漢口で行った記者会見では、軍事面については軍令部より報告し、政治面は政治部が担当し、外交面は外交部(外務省)が発言して、参加者は1回の会見で平均50数人であった。会見は合計3百回開いた。

外国人記者たちは、平素は当処(国際宣伝処)が誠心誠意宣伝指導にあたっていることから、そうとうに打ち解けた感情を持っている。そのほとんどはわが国に深い同情を寄せてくれてはいるが、しかし新聞記者は何かを耳にすると必ずそれを記録するという気質を持っているので、噂まで取り上げて打電することにもなりかねない。含蓄をこめた表現で、検査者の注意を巧みに逃れることにも長けている。中国駐在記者が発信した電報を各国の新聞が載せれば、極東情勢に注目している国際人士はそれを重視するものであるから、厳格に綿密に検査する必要がある。妥当性に欠けるものは削除または綿密に検査する必要がある。妥当性に欠けるものは削除または差し止めにしたうえで、その理由を発信者に説明し、確実に了解を得られるようにして、その誤った観点を糺した。

あらゆる電報は初級検査を受けたのち、問題がなければ、検査者が本処(国際宣伝処)の「検査済みパス」のスタンプを押し、電信局へ送って発信する。もし取り消しがある場合は「○○の字を取り消してパス」のスタンプか、あるいは「全文取り消し」のスタンプを押す。


この監視下での報道の発表を続けた根源が「中央宣伝部国際宣伝処」だったのです。
外国人記者に自由な報道をさせない理由こそ、国民党軍の戦略だったのです。

「中央宣伝部国際宣伝処」二人のプロ編集者のひとりである薫顕光と旧知の仲であったのが『ニューヨーク・タイムズ』のティルマン・ダーディン通信員だったのです。

書籍:南京事件の総括―虐殺否定の論拠〈はじめに〉より(1)
http://mayuryou1025.blog76.fc2.com/blog-entry-97.html
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