〈「南京大虐殺」を教科書に載せるな 藤岡信勝〉4

2013.10.06.22:02

【WiLL掲載論文】(2012/07WiLL6月号)「南京大虐殺」を教科書に載せるな 拓殖大学客員教授  藤岡信勝

●答に窮する教科書調査官

   二月九日、文科省の一室で、自由社が提出した修正表をもとに、教科書調査官とのやりとりが行われた。通し番号順に検討していくので、時期的に半年早い「通州事件」の注が先に検討の対象となった。私が「通州事件の注は、いろいろ考えて削除することにしました」と発言すると、教科書調査官は何のクレームもつけず、むしろ満足そうな顔をしている。

次いで、「南京事件」の番になり、ここでも「注6の記述の全体を削除することにします」と説明すると、教科書調査官はひどく困惑した顔をするのである。そして、あくまで南京事件の注は残すようにと言うのである。

  ここで、南京事件の研究の現状についての評価の議論になった。

  私が、「南京事件についての学界の通説は、この十数年で研究が著しく進展した結果、大きく変わった」と言うと、教科書調査官は「そういうことはない」と否定する。水掛論になる。執筆者(私)は次のように反論した。

 「ついさきほど、通州事件を削除することについて、何も異論が出されませんでした。無数の史実から何を選んで教科書に書くかは執筆者の裁量にゆだねられるはずでしたね。そこで、私たち(自由社の教科書の執筆者)は、通州事件について、この際削除することにしたのですが、これについては何もおっしゃらなかった。ところが、南京事件の方は削除してはいけないと言う。通州事件の削除は認めるのに、南京事件の削除は認めないというのは、矛盾しているのではないですか」

  この私の発言に対して、教科書調査官は全く答に窮してしまった。そして、「われわれ(教科書調査官)は、検定審議会の取次役だから」と言い出した。最終判断は検定審議会がするのだから、この件はそちらにゲタを預けると言わんばかりである。

  言葉に窮して教科書調査官がもらした言葉は、タテマエ上は間違いではないが、実際は言い逃れに過ぎない。教科書検定の実務の主導権と実権を握っているのが教科書調査官であることは、関係者からみれば自明の常識だからである。
  
  いずれにせよ、二月九日の面接は、自由社側の執筆者が突っぱねる形で終わった。
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