「南京虐殺」はホロコーストではない D.M.ケネディ(1)(序章)

2014.08.31.16:36

「南京虐殺」はホロコーストではない 米歴史学者の『ザ・レイプ・オブ・南京』批判

アイリス・チャンが依拠するバーガミニは定評ある歴史家によって退けられているのだ

(『アトランティック・マンスリー』98年4月号より転載 塩谷紘訳)

デビッド・M・ケネディ スタンフォード大学歴史学部長

『諸君!』平成10(1998)年8月号より転載

「残虐行為は、傷付いた獣を追うジャッカルさながらに、常に戦争につきまとうものである」マサチューセッツ工科大学(MIT)の歴史学者、ジョン・W・ダワー教授は、太平洋における第2次世界大戦史を論じた自著、『War without Mercy』(1986年、邦訳『人種偏見』TBSブリタニカ) でこう述べている。-状況は連合国側も枢軸国側も同じだった。

独ソ戦にみられた残虐行為は全世界の知るところであり、ヒトラーによるユダヤ人の組織的な抹殺作戦はなかでも最も極悪非道の行為だった。ホロコーストは、人類が悪魔的所業を犯す能力の象徴として、われわれが生きるこの時代の恐怖に満ちたシンボルとして定着している。-事実、ホロコーストをめぐる現代の論議は、残虐の政治学を理解したいと願う人類の近代的衝動の発露であると同時に、人間を残虐行為に導く本能を分析し、そして可能なことならその本能そのものを制御することを目論んだ一時代前の文化的プロジェクトに、規模と熱烈さの点で匹敵する作業なのである。現代においては、苦難の政治学をコントロールしようとする努力は、悪の心理学を理解しようとする努力に取って代わりさえしつつあるのかもしれないのだ。


アイリス・チャン著『ザ・レイプ・オブ・南京』のサブ・タイトルは『The forgotten Holocaust of World War II(第2次世界大戦の忘れられたホロコースト)』とある。これは、世界がアジアにおける戦争をヨーロッパにおける戦争と同一視し、日本軍のサディズムの犠牲者となった中国人にホロコーストの犠牲者と同等の資格を与えよと主張する著者の意図を示すものである。

確かに、日本軍による1937年12月の南京陥落後に同市で起きた惨事に記録は、冒頭に引用したダワー教授の言葉の正しさを証明するものだ。しかし、南京における出来事が果たしてホロコーストと比較するに相応しいかどうかは、別の問題だろう。また、日本人によって完全に忘れられてしまったかどうかは、疑わしい。

日本の中国侵略は、1931年の満州占領から始まった。この事件は、上海在住の日本人に対する中国側の報復を招いた。これに対し、日本側は上海出兵で応じたのだった。日中両軍の激烈かつ戦闘地域が限定された戦いが、1932年の大半を通して繰り広げられた。戦火はその後下火になり、数年間の小康状態が続いた。その間、日本は満州支配体制の強化を進め、一方中国は、次第に激化しつつあった蒋介石の国府軍と毛沢東の共産軍との内戦に大きく揺れ動いていた。

西側社会は、大恐慌と増大しつつあるヒトラーの脅威に気を奪われ、アジアで湧き上る危機に対してほとんど打つ手はなく、ただ傍観するのみだった。


アイリス・チャンのこの著書が、B級のプロパガンダ本であることは、今では自明の元に曝されています。
しかし今だ中国系が後押しがあり、米国では売れており、なお且つ、日本でも発売中です。
事実、この論文よりほぼ10年を経て、2007年12月に同時代社より出版されています。
同時代社は共産党系の出版社であり、その取り扱いも解かろうというものです。
それにしても南京事件をホロコーストとして扱い続けるとは、本当の犠牲者の方々への失礼にも程があります。
この論文の序章を読み、つくづくそのように感じた次第です。
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