黄文雄著「日中戦争真実の歴史」抜粋(3)はじめに 日本の東亜新秩序建設の真義

2014.10.24.18:45

日本の東亜新秩序建設の真義  

十九世紀から中国は、自然環境と社会環境の連鎖的な崩壊が加速度的に拡大し、それにともない内戦、内乱という有限資源の争奪戦が頻発するといったカオス状態に陥っていた。こうした天下大乱の状況もまた、先に挙げた「五つの惨状」の背景になっていたのだ。

このような社会秩序を維持し、国際社会における。川家として存在させるために は、列強が駐兵を行うしかなかった。義和団の反乱での中国国内の外国人やキリスト教徒への襲撃、虐殺事件を受け、一九〇〇年北清事変が起こり、その結果 清国は、列強との間での条約で各国の駐兵権を承認した。

その列強の中には、日本も含まれていた。そしてなによりこの日本が、中国=東亜世界の秩序の再建と維待に大きな役割を果たすのである。中国のカオス状態がようやく収拾へと向かったのは、日中戦争によって日本がこの国に進出し、大きく平和安定の勢力を扶植したことによる。

中華世界、さらに東亜世界の秩序が崩壊したのは、しばしば日清、日露戦争で日本が進出しかからだとされるが、それはまったくの歴史捏造である。なぜなら日清戦争以前、秩序崩壊はすでに昂進していたからだ。それについては本書で詳述する。


日本が「五つの惨状」を持つ東亜世界に対して行った貢献とは何かというと、それは「戦争」だった。開国維新で殖産興業、文明開化という近代化を果たし、富国強兵という列強の道をつき進んだ日本は、まず清国とぶつかり、日清戦争の結果、台湾が日本に割譲され、それまで「化外の地」(文明の及ばない土地)、「瘴癘の島」(風土病蔓延の島)とされていた台湾が近代化した。

つづいて日露戦争の後、ほとんど国家の体をなさず、東亜の安定にとって障害となっていた朝鮮(韓国) が日本と合邦し、近代国民社会が形成された。次の満州事変では、満州国の建国によって「荒蕪の地」だったこの地が一大産業国家として生まれ変わった。もち ろん近代化にともない、これら地域では匪賊が消滅して治安が確立され、近代社会が打ち建てられて衛生環境は改善され、法治社会の下で苛斂誅求は禁じられ、 農業の発展で食糧不足が改善され、かくして「人の住める地」となし、人口が倍増したのである。

そして支那事変(日中戦争)が起こると、日本の占領地では汪兆銘の南京政権が樹立され、反内戦の近代的な平和建設が着手されたのだった。

これが日本による近代化という名の東亜世界秩序の再建の真実である。


真実というからには物的証拠がある。戦後は、日本が台湾、 朝鮮、満州を「植民地」とし、住民への搾取、略奪を行ったといわれているが、それが事実なら今日のこれらの地域と、アジア、アフリカなど欧米の旧植民地と を比較したらいい。後者は近代国家の支配を長年受けながらも、現地住民の性格や文化に大きな変化が見られず、独立後も近代化に苦労しているが、前者の場 合、たとえば台湾、韓国は近代国家として発展し、満州も中国産業の屋台骨を支える役割を果たしてきたのである。これこそがだれも隠蔽しようがない証拠である。

しかしそれに対して中国では、戦後なぜ近代化が遅れたかといえば、それは日本が新秩序建設の途上で敗戦し、ふたたびそこが内戦、内乱世界に逆戻りしたからである。日本が日中戦争に敗れたため、中国の平和建設、近代化建設が後退したという史実を直視するべきではないだろうか。


大日本帝国は東亜世界のために戦い続けた「功労者」であるとともに、その過程で中国から攻撃を受け、ついには大東亜戦争で崩壊し去った「被害者」なのである。

2005年6月 黄 文雄


2012/08/19 : 書籍「日中戦争 真実の歴史」/南知隊
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