「真珠湾の真実 ― ルーズベルト欺瞞の日々」(1)著書紹介

2014.11.02.04:29

真珠湾の真実 ― ルーズベルト欺瞞の日々 単行本  2001/6/26
ロバート・B・スティネット(著), 妹尾 作太男(翻訳)


内容(「BOOK」データベースより)
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卑劣な騙しうちと罵られた真珠湾攻撃。だが、騙したのはアメリカ側なのだ。17年の歳月をかけ膨大な新資料を駆使して迫る戦慄の真相。
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商品説明
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1941年12月の真珠湾攻撃について、絶えずある議論が繰り返されてきた。アメリカ合衆国大統領ルーズベルトは日本軍の奇襲を知りながら、世論を大戦参加へ導くため、あえて自国の艦隊を犠牲にしたのではないか、というものである。あまたの書物がこの「陰謀説」を取り上げてきたが、自ら米退役軍人である著者は20万通もの文書と関係者へのインタビューに基づき、論争に終止符を打つほどの成果を挙げている。

アメリカ側は単に襲撃を察知していただけでなく、むしろ意図的に日本をそこへ導いたというのが、本書の主張である。にわかには信じがたいような話だが、「情報の自由法」(FOIA)により近年ようやく日の目を見た未公開資料の山が、圧倒的な説得力で迫ってくる。なかでも中心となるのは、真珠湾の前年、海軍情報部極東課長マッカラムが起草した、日本への戦争挑発行動覚え書だろう。以後の対日政策は、まさにこの覚え書どおり進行している。また、開戦直前の日本艦隊には「無線封止」が行われたというのが定説だが、実際はきわめて無造作に通信が交わされており、その大半が傍受解読されて作戦は筒抜けだった。これまた驚くべき話だが、130通にも及ぶ傍受記録をつき突き付けられては納得するしかない。
著者は執拗なまでの粘り強さで資料を博捜し、これまでの常識や偽られた史実を次々と覆してゆく。情報重視の姿勢は、収

集した資料を公開するほどの徹底ぶりで、有無を言わさぬ信憑性がある。むろん、いまだ閲覧を許されない極秘文書は数知れず、各方面からの反論も多々想定されるが、本書によって真珠湾研究が次の段階へ入ったことは間違いない。今後、この著作を経ずして真珠湾を語ることはできないだろう。それだけの重みをもつ本である。(大滝浩太郎)

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序文」 抜粋
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本書の内容は、1941年12月7日の日本の真珠湾攻撃に至るまでの諸事件や、政策決定について、従来書かれてきたことと多くの点で相反し、かつそれらに異議を呈するものである。私がここで意図したのは、真珠湾海軍基地と陸軍施設への破壊的攻撃を導いた真相を語るとともに、この事件がルーズベルト及び側近の軍事・政策幕僚を何ら驚かすものではなかったことを実証することにあった。これは、アメリカが、当時自由世界を脅かしていた勢力との血みどろの戦いにいかにして突入したかについての、ありのままの記録である。アメリカ参戦の是非を問うものではない。

太平洋戦争従軍の旧軍人として、私はアメリカ人から50年以上も隠されてきた事実を掘り起こすに従い、憤りを禁じ得なかったが、一方、ルーズベルトの直面した恐るべきヂレンマもまた理解し得た。彼はアメリカの孤立主義者を、自由擁護の戦いに引き込むための迂回路を求めなければならなかったのだ。このためには人命の犠牲が要る、とも知っていた。何人の命か知る由もなかったが。

第一次大戦でアメリカが掲げた「デモクラシーを守る世界」への理想主義が破綻したのに幻滅し、多くの人々は息子たちを再度の戦争恐怖から守るために「孤立主義」に赴き、大統領がアメリカ青年を国外の戦争に送ることはない、と考えていた。一方、ルーズベルトは、アメリカ人が戦争に対して一致団結するのは、アメリカが公然たる戦争行為を受けたときしかない、と堅く信じていた。彼が幕僚と共に決定したのは、数次の行動によって日本を挑発し、誰の目にも明らかな戦争 ― 真珠湾攻撃を起こさせることであったのだ。

17年の間、古文書を調べ、海軍の暗号解読者と面談するうちに、私はルーズベルトがヂレンマの解決を策する事例を数かぎりなく発見した。これら文書は、「情報公開法」(Freedaom of Information Act)により入手し得たもので、アメリカを参戦に踏み切らせ、また真珠湾 およびその他太平洋基地に惨禍をもたらした戦争行為を引きだすために計画実行された綿密な手段の輪郭はこれらによって明らかである。日本を挑発する手段として八段階が起案され、ルーズベルトは点検後これを実行に移した。第八段階の挑発に至って日本は反応し、1941年11月27/8日、軍司令官たちは次の指令を受けた。いわく「日本から先に戦争行為を起こさせよ」。スチムソン長官によれば、この指令は大統領から直接出されたものとのことである。

1941年12月7日の攻撃をアメリカが予知していたか、については従来議論があった。日本の外交電信 ― 戦争行為についての ― が傍受されていたことは早くから知られていた。私が発見したのは、しかし、アメリカはもっと多くを知っていた、ということだ。戦争を挑発するばかりか、アメリカは軍関係の電信をも傍受解読していたのだ。我々は攻撃を事前に知っていたのである。日本に攻撃させることによって、ルーズベルトは、太平洋艦隊および諸島の民間人がまったく無防備で危険に曝されることになる、との恐ろしい事実を十分認識していた。ハワイのキンメル提督、ショート将軍は、警戒措置の基となるべき情報を与えられず、ただ「日本から先に戦争行為を起こさせよ」との指令に従う結果になったのだ。

以上が、20万回を超す文書閲覧、インタビューによって私の得た結論であり、本書の著作が可能となったのは、「情報開示法」と、その法案作成者モス議員のお陰である。

ルーズベルトの決断は確かに甚だしい痛みを伴うものではあったが、自由を脅かす枢軸国に対し連合国側が究極の勝利をおさめるために戦術的に計算されたものであって、挑発行動を計画した人々は、リスクを知りながらこれらをしっかりと実行した。私は、真珠湾事件に先立つ年月のルーズベルトの胸中を理解するより、半世紀前のこの政策に対して批判的態度をとる方が易しい、ということはよく解っている。しかし、歴史は疑問を投げかけ、また判断を下すものだ。歴史家は彼が知り得るかぎりの事実、また可能なかぎり文書で証明された人間の行動、考えと取り組まなければならないのである。私が本書によって調査結果を提供するのはこの趣旨からである。

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