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「「南京大虐殺」のまぼろし」意外に少ない資料

2014.11.04.05:32

鈴木明著「「南京大虐殺」のまぼろし」 第一章「南京大虐殺」のまぼろし : 意外に少ない資料

「南京事件」を語る場合、意外な盲点が一つあることに気が付いた。それは、当時の南京攻略戦の模様が、案外はっきりしていないということである。むろん「忠勇美談」風の戦記なら、いくらでもある。しかしながら、実際にどのような軍隊がどのような装備で、そのような中国軍と戦ったのか、ということになると、資料は意外に少ない。とくに、中国側のものは、戦った主力が現在の「人民解放軍」ではなく国民政府軍であり、中国側に「敗けいくさ」の正確な記録がないこともあって、実態がつかみにくい。

いわゆる「中支」に戦乱が飛び火したのは、一九三七年(昭和十二年)八月十三日のことであって、これは「日華事変」勃発から数えて一ヶ月六日たった時のことである。ただ、中支に戦乱が飛び火することは雰囲気としては既に予期されていたことで、八月五日には南京市内における日本女性の引揚げがはじまっており、七日には漢口から、全日本人五百人が引揚げを開始している。

上海で日本軍が行動を起した直接の動機は、八月九日大山勇夫中尉が上海共同租界モニュメント路で「何者とも知れぬ中国人」に惨殺されたことだが、十三日に日本上海陸戦隊が八字橋で行動を起すと、翌十四日には直ちに蒋介石軍の飛行機が上海全市を空襲している。いわば、双方とも「機熟していた」とみるべきであろう。

この国府軍の空襲は内外の反感を呼び、被害をうけたカセイ・ホテルに、折から観光旅行に来ていたエセル・ルーズベルト夫人が投宿していたことから、アメリカから宋美齢に対して「即時盲爆を中止するように」勧告が送られたりした。この空襲でアメリカの宣教師フランク・ローリンソンが即死し、上海の繁華街である南京大世界だけで、四百四十五名が死亡したと当時の新聞には伝えられている。

日本政府が「東洋平和のために、上海で兵を起す」と声明したのは、翌八月十五日のことである。当時、上海には三万人の日本人が居住しており、いうまでもなく、ここは各国租界を含めて東洋の一大繁華街であった。この地域を防衛した国府軍は、翁照垣のひきいる、国府軍随一の精鋭第十九路軍で、五年前の「肉弾三勇士」で有名な第一次上海事変の際、数ヶ月にわたって必死の日本軍を一歩も寄せつけなかった有名な部隊である。

中国に近代的な軍隊が誕生したのは、一九二四年、黄埔に国民革命軍養成のための学校がひらかれたことからはじまるというのが通説である。この校長であった蒋介石は、この「軍」を掌握して国民政府主席を確保したわけであり、当時は国共蜜月の時代だったから、教頭には周恩来がおり、この生徒の中には林彪、羅瑞卿、陶鋳など、後の中国の歴史を担った有名人が、ズラリ勢揃いしている。

よく知られているように、民国十六年、つまり、一九二八年、いわゆる「国民革命」が成功して蒋介石は南京を首都と定め、新政府主席の地位についたが、実際には各地に軍閥は蟠踞し、党内には反主流勢力がおり、また「中国共産党健軍記念日」が一九二八年八月一日の日付であるのをみても想像されるように、共産党も数は少ないながら、蒋介石の強力な敵側の一角に廻っていた。毛沢東が有名な井崗山にたてこもって、最初のソビエト地区を作ったのが一九二七年十月。この、最初一千名に過ぎなかった軍隊が、七年間にわたって、何十倍かの国府軍といかに効果的な戦いを行ったかは、あらゆる「毛沢東伝」にくわしい。

蒋介石のひきいる国民軍は、五度にわたって「剿共軍」を繰り出して紅軍を攻めたてたが、最後の第五回を除いては、いずれも数少ない紅軍に逆に散々な目にあった。この時の紅軍の勇将が林彪だが、国民軍の中にあって、最も紅軍を悩ませたのが、蔡廷楷のひきいる第十九路軍である。

蔡廷楷は一九三二年「上海事変」の活躍もあって、一躍「国民英雄」となり、翌年、突如蒋介石に叛旗をひるがえして福建省に「中華共和国」を樹立し、「人民革命政府」を作ったが、一九三四年蒋介石二十万の軍隊の前に、もろくも崩れてしまった。この時、紅軍は蔡と協力して国府軍を打ち破るべきだったとのちに周恩来は語っているが、それはまた別の話である。


「「南京大虐殺」のまぼろし」 【目次】&カスタマーレビュー / 南知隊
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