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ユネスコの嘘01、国際舞台に立った歴史戦

2015.11.10.06:05

2014.6.11 【南京・慰安婦 記憶遺産申請】中国「韓国と共闘」に傾斜 習主席 訪韓の“手土産” (北京 矢板明夫)
http://www.sankei.com/world/news/140611/wor1406110049-n1.html


中国政府が「南京事件」や「慰安婦」に関する資料を国連教育科学文化機関(ユネスコ)の記憶遺産に登録申請したことは、日本に対する「歴史戦」の一環である と同時に、近く韓国を訪問する習近平国家主席による、朴槿恵大統領への対日共闘の“手土産”の意味合いもあるとみられる。

-習近平指導部は、2012年11月の政権発足当初から反日姿勢を鮮明にしてきた。 しかし当初は主に尖閣諸島(沖縄県石垣市)で強硬姿勢を打ち出したが、日本への領海・領空侵犯は国際社会から「挑発行為」と受け止められ、広い支持を得られなかった。そこで習指導部は、昨年12月の安倍晋三首相による靖国参拝を受け、 日本批判の中心議題を歴史問題に切り替え、第二次大戦の戦勝国に呼びかけて対日包囲網を構築しようとしている。

ただ、これまで中国が日本に対して主張してきた戦争被害は、南京事件や戦時中の経済的損失などが中心で、韓国と違い、慰安婦についてはそれほど強く訴えてこなかった。中国各地には元慰安婦が存命だが、メディアに取り上げられることは少ない。理由の一つは、中国政府は民間の組織が政治的影響力を持つことを嫌っているためで、数年前に反日団体の関係者が元慰安婦をまとめる組織を立ち上げようとしたところ、当局に阻止されたこともあった。

今回、中国が今のタイミングで慰安婦問題を持ち出したのは、この問題で日本と対決姿勢を強める韓国の朴大統領への「援軍」の意味がある。 中国国内で今年になってから、日本の朝鮮半島統治に抵抗した「光復軍」の碑や、初代韓国統監の伊藤博文を暗殺した安重根記念館が作られた-。 -最近は日米や東南アジアとの対立が深まり、外交面で孤立感を強めている中国としては、慰安婦問題での日本批判を手土産に、歴史戦で韓国との「共闘関係」をさらに強化したい思惑がありそうだ。

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