田中正明著『パール博士のことば』要約集 起の巻

2011.02.11.07:17

『パール博士のことば』(東京裁判後、来日されたときの挿話)田中正明著より
http://www6.plala.or.jp/mwmw/kotoba.html

パール判事とは極東国際軍事裁判(俗称・東京裁判)のインド代表判事ラダビノード・パール博士のことです。
この裁判で11人の判事のうちただ一人、被告全員無罪の判決(少数意見)を下した判事です。

東京裁判は、法律なき裁判ゆえ、その判決は六つに分かれました。

多数判決(清瀬弁護士いわく六人組判決)は米、英、ソ、中、カナダ、ニュージランドの6ヶ国の判事の判決文です。
その他の五人がそれぞれ別の意見書(判決)を出しています。
ウエッブ裁判長までもが量刑について別の意見書を出しています。
オランダのレーリング判事は「廣田弘毅元首相は無罪、他の死刑も減刑せよ。ドイツのナチスの処刑に比して重すぎる」。
フランスのベルナール判事は「この裁判は法の適用および法手続きにおいてもあやまりがある。とし、「11人の判事が一堂に集まって協議したことは一度もない」と内部告発までしています。
比島のハラニーヨ判事のみが量刑が軽すぎるとしています。

そしてパール判事は前述の通り全員無罪、無罪というよりこの裁判は裁判にあらず「復讐の儀式に過ぎない」として根底から否定しています。

欧米先進国では少数意見も必ず発表されますが、東京裁判所条例では時間がないことを理由に発表されませんでした。
当時GHQによって言論統制を受けていた日本の新聞はただ数行「インドの判事が異色の意見書を提示した」と発表したに過ぎません。
パール判決書は日の目を見ることなく葬り去られてしまったのです。

そして『パール博士述・真理の裁き・日本無罪論』の出版の話へと移ります。
著者である田中正明氏の元へ太平洋出版社の天田編集長が来訪し「社長鶴見祐輔が、あなたの原稿を是非、わが社で出版したいと申しているのです。」といわれました。
田中氏は出版に際しての版権について尋ね、博士から「判事の判決文はパブリックなものである。しかし勝手に改ざんなどなきよう・・・」と了承を得ました。
鶴見氏との打ち合わせより「田中さん、残念ながらこの本はマッカーサーの占領中は絶対に出版できません。内々調べてみたが、出版すればあなたも僕も即刻逮捕された上、発売禁止です。占領が解かれ、日本に主権が回復する日まで待つより外ありません。それまではお互いに秘密厳守で、潜行して作業を進めることです。」 と言われています。

占領軍はポツダム宣言に違反して、物凄くきびしい言論統制を行っていました。
表現活動で厳禁した三十項目の第一の禁止事項は、占領軍総司令部(マッカーサー)の批判、第二が東京裁判の批判、第三が新憲法、第四が検閲制度への言及・・・東京裁判の批判は第二の禁止事項でした。

そこで日本が独立を回復する日、すなわち昭和27年4月28日に全国一斉に書店で発売したのが太平洋出版社発行『パール博士述・真理の裁き・日本無罪論』でした。

「パール判事に学べ/見直したい東洋の誇り」産経新聞平成6年8月18日尾崎諭説委員より
 《ラダビノード・パール(1886~1967年)。現在、どれほど多くの日本人がこの恩人の名をご記憶だろうか。
 東京裁判(1946~1948年)で、日本は満州事変(1931年)から盧溝橋事件(1937年)を経て日中戦争に突入し、日米開戦(1941年)、そして終戦に到るまでのプロセスを「侵略戦争」と判定され、この「侵略戦争」を計画し、準備し、開始し、遂行したことは、「平和に対する罪」に当たるとして東條英機ら7人の絞首刑が遂行された。
 パール判事は、この東京裁判で日本が国際法に照らして無罪であることを終始主張し続けてくれたインド人判事である。田中正明著『パール博士の日本無罪論』によれば、同判事は日本の教科書が東京裁判史観に立って「日本は侵略の暴挙を犯した」「日本は国際的な犯罪を犯した」などと教えていることを大変に憂えて「日本の子弟が、歪められた罪悪感を背負って卑屈、頽廃に流されて行くのをわたくしは平然と見過ごすわけにはいかない。」とまでいって励ましてくれたのである。
 日本が敗戦で呆然自失し、思想的にも文化的にも、日本人のアイデンティティーを失っていた時代に、パール判事の言葉はどれだけ日本人に勇気と希望を与えてくれたことか。わたしたちは決してこの恩義を忘れてはなるまい。
 このパール判事の冷静かつ公平な歴史感と人権に感服し、義兄弟の契りまで結んだ平凡社創設者下中弥三郎は、世界連邦アジア会議を開催してそのゲストとしてパール博士を招致した。その没後二人を記念する建設委員会によって創設されたのが、箱根町の丘の上にあるパール記念館である。正式には「パール下中記念館」と呼ばれている。》





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